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執筆者の写真Performer MAX

求められていること

相手の求めていることに応えるってとても難しいものですよね。


この間ふらっと歩いていると。

とあるお客様がケーキを見て

「これってパーティとかで出したら喜んでもらえますか?」

と聞いたお客様に対して、店員さんが

「このケーキはあちらのケーキより大変リーズナブルになっていますよ!」

と答えていました。


正直に言うと、びっくりしました(笑)

お客様の問いに対して、答えになっていません。。。

これではお客様はケーキを買おうとは思いませんよね。。。


これは分かりやすい例ですが、実は細かいところでこういうことって結構起こっております。

もしかしたら私もやっているかもしれません。


というのもパフォーマーが仕事をするときに「何のために」パフォーマンスをしているのかを考えていない場合があるのですね。

「盛り上げてほしい」

「集客してほしい」

我々はパフォーマンスでそれを実現できなければなりません。

が、そもそも何のために「盛り上げてほしいのか」を考えなければなりません。


ここ数日、とある家電量販店の携帯電話ショップでマジックをする機会がありました。

「マジックをやってお客さんを盛り上げてください。」

ということなのですが、ではなぜ盛り上げてほしいのでしょうか?

ここはあくまで携帯電話のショップですので、お客様にマジックを見て楽しんでもらうことが目的じゃないんです。

「携帯電話を買ってもらうためにマジックをする」必要があるわけです。


かといって、私が携帯電話を売るわけではありません。マジックを見てもらったら、そこのスタッフに引き継いでもらうようにします。

ならば、ただ「パフォーマンスで盛り上げる」のではなく、「その話につながるようなパフォーマンス」を望まれている。

ということですね。



ほとんどのパフォーマーはこういうことをちゃんと考えているとは思います。

ですが、ついつい見落として自分のショーを楽しんでもらうことだけを考えてしまうことがあるかもしれません。

それを防ぐためにはこの仕事は「なんのために」パフォーマンスをするのかを常々考えられるよう習慣にしたいですね!

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